2025.2.1 ヘアドネーション “ショート派?ロング派?”

ヘアドネーション 日記

 

・生え際ギリギリのボブ

赤い髪が印象的なお客様。

生え際が隠れるくらいのボブにしていきます。

カラーもブリーチなしで透明感を狙っていきます。

ダメージでうねりを感じるが根元を見るとそこまでクセはなさそう。

わりとギリギリで設定して行ってもいいかな?

そんな判断で始めていきます。

 

コーミングしたら綺麗にまとまりましたね。

髪がダメージしていくと鱗状のキューティクルが閉じないで開きっぱなしになってしまうので

キューティクルどうしが引っかかって髪が真っ直ぐまとまらなくなります。

oilなどでコーティングして閉じやすいように仕向けてあげるのが大切。

閉じてない状態で生活してるとキューティクルどうしが擦れて剥がれてしまい

どんどんダメージは進んでいくのでダメージを感じてる方は気にしてあげましょう。

ドライヤーの最後は冷風で髪を撫でてあげるのもおすすめです。

 

50cmオーバー。

元のダメージを考えると髪のポテンシャルの高さがうかがえる髪の佇まい。

すばらしいですね。

高身長でロングのお客様はバーで飲んでると外国の方にモテるみたいで

髪を切ることでその心配をしてました。

美容師としては切った方がモテる様にしたいところ。

世の中の男性はショートとロング髪型だけだったらどっちが好きなんだろう?

ふと気になったのでこれからリサーチしてみよう。

世の女性は短髪で清潔感がある男性が圧倒的に好きな印象。

僕は髪も長く髭もあるので論外ですが

性格的にもマイノリティにいきやすいのでモテる為には厄介ですね。

僕はショートスタイルを作るのが好きなんですが

好みで作ると異性よりも同性に刺さるスタイルになることが多い。

ただ異性に刺さるスタイルも原宿に勤めている時にいっぱい勉強したので

今回はしっかり海外の方の心を掴みたいところ。

 

完成。

シルエット・おさまりといい感じです。

カラーもアッシュを混ぜながら柔らかさを表現。

カットもインナーを削りながら空間を持たせて光りが回りやすく

透け感が出やすい様に意識したので女性らしいボブになったと思います。

あとはバーに行くだけですね。

結果楽しみにお待ちしてます。

長い間お疲れ様でした。